探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.1101【交野三山】
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左=灯篭ノ辻(交野市寺)  右=住吉神社(交野市寺)
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左=「かいがけの道」  右=伏拝に立つ標石(左=柳谷観音。右=愛宕山大権現)
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伏拝から楠葉・八幡方面を望む(遠景右手は男山・鳩ヶ峰。背後の左手に天王山の山稜。中景の緑地は山田池公園)
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左=二月堂伏拝  右=能勢妙見大菩薩の標石
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左=かいがけ地蔵  右=役行者像
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三界萬霊碑とヤマモモの大木(かいがけ地蔵)
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左=竜王山の登り口  右=竜王山の竜王石(前)と雨乞石(後)
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左=尾根の竹林  右=旗振山(三等三角点。点名=蓮花石)
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左=三宝荒神宮の参道  右=「交野山古代岩座址」碑
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観音岩
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交野山頂上から大阪市街方面の眺め
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ポンポン山(遠景左手)と小塩山(遠景中央)。背後の右側に愛宕山がかろうじて見える(遠景右は男山・鳩ヶ峰)
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生駒山方面(河内側の山稜)。前景に旗振山から竜王山の尾根が横切る
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左=白旗池  右=堰堤から免除川へ
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左=源氏ノ滝  右=夜泣石
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左=機物神社  右=境内のクスノキ
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 交野(かたの)市の交野(こうの)山は、眺望に優れた山としてよく知られている。その南側につづく旗振山と竜王山を合わせて「交野三山」と呼ぶ。歴史的な見どころが数多く埋もれ、文化的な魅力にも富んでいる。
 久しぶりに三山をつないで歩こうと出かけた。「河内磐船」駅に集合し、寺地区の住吉神社から「かいがけの道」で竜王山をめざす。河内と大和をつなぐ古くからの道で、時代によっては伊勢や熊野に向かう人々が通ったという。集落内に「灯篭ノ辻」があって、愛宕山など五基の灯籠が並ぶ。
 よく踏み込まれた古道を進むと、北西方向が見通せる尾根に伏拝(ふしおがみ=柳谷観音・愛宕山大権現・石清水八幡宮)を示す標石が間隔をおいて並んでいた。その上部にも二月堂や能勢妙見宮の標柱が認められる。神仏を拝する場が幾つもつづく。
 開けた台地の「かいがけ地蔵」の周囲には、役行者像・不動明王像などが点在する。傍のヤマモモの木が大きい。「従是嬰児(みどりご)山龍王社三丁」の標石と鳥居が建つ地点で、傍示(ほうじ)への道を離れ急な参道を登る。竜王山は、かつて嬰児山と称したらしい。乳母(おちご)谷など、付近には関連する地名が残る。
 傾斜が緩くなると小祠が現れ、その先の最高地点に注連縄の張られた竜王石と雨乞石が南北に並んでいた。竹林の尾根を降って登り返すと旗振山で、大坂・堂島の米相場を千鉾(せんぼこ)山へ伝達する役割を担う(京田辺・笠置方面へのルート)。この日の最高地点で、交野市の最高峰でもある。
 いったん車道に出て、昼食後は三宝荒神宮の参道で交野山へ向かった。西寄りの風が強く、バランスを崩さないよう注意して観音岩の上に立つ。北側と西側の遠方は黒い雲に覆われていた。
 北面の道を降って白旗池に行き、「交野いきものふれあいの里」の前で休憩する。その後は源氏ノ滝(元寺滝)に向けて下山。池の水を調整するためか、放水量が多くて急な階段状の道に水が溢れる。滑らないよう慎重に降り、「せせらぎの道」で滝へ出た。
 免除(めんじょ)川に沿って進むと、源氏姫の悲しい伝説が残る夜泣石と三宝荒神宮の遥拝所を見る。「天棚機比売大神(あまのたなばたひめおおかみ)」を祀る機物(はたもの)神社に参拝し、美しい社叢に心が安らぐ。ここは七夕祭で有名な神社である。「津田」駅まで歩いて解散した(2026.1.5)。
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竜王山に咲くサザンカ
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左=フユイチゴ  右=アオキ
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