探山訪谷［Tanzan Report］

No.1087【瓶ヶ森の眺望】

西条・新居浜方面（中景は加茂川流域の山々）

黒森山・沓掛山（遠景左手）・笹ヶ峰（遠景中央右）・寒風山（遠景右手）。背後中央に赤石山系の山々

最遠景中央は矢筈山。右側に寒峰の山稜。最遠景右は剣山（中景中央は冠山〜平家平の山稜）

中景は西黒森（左手）・伊予富士（中央右）・東黒森（右手）・自念子ノ頭（右）。遠景に笹ヶ峰（左手）・冠山（中央左）が連なる

土佐湾方面。自念子ノ頭（中景左手）の右側背後は長沢山（谷筋は吉野川上流＝大森川流域の山々）

太平洋が広がる南方向（遠景右手の三角形は黒森山。その右手に淡く横倉山の山稜）

手箱山（遠景左）・筒上山（遠景中央）・岩黒山（遠景右手）。中景左手から右奥へ子持権現山・伊吹山の主脈が延びる

石鎚山（前景は氷見二千石原）。左へ下る土小屋の稜線に鶴ノ子ノ頭（左手）。手前右下に大森山

石鎚山（手前右下に石鎚神社成就社・ロープウェイ「山頂成就」駅が見える）。背後の右手は三ヶ森の山稜

今治方面〔遠景左手は稔山（捻山）の山稜。背後の右側に高縄山と東三方ヶ森の山なみ〕。ササ原の先に二ノ岳が覗く（中央）

瓶ヶ森（かめがもり）は、四国山地西部に連なる石鎚山脈第三位の高峰である。そのため、周囲の眺望が見事だ。好天の午前に山頂へ達したので、すばらしい山々の風景を眺めることができた。遠くは四国山地東部の山なみがスカイラインを描き、剣山なども捉えられる。また、高知側の山々が波濤のように折り重なっていた。 　朝方は冷えたので、九州や中国地方の山が見えるかもしれないと期待したが、アプローチに時間がかかって、到着した時点では気温が高くなっていた。雲が湧き上がってきて、太平洋も明瞭でない。ただ、北側の瀬戸内海はなんとか青い海面を見下ろすことができた。この日の行程は長いのでゆっくりできないが、満足のひとときを過ごす（2025.11.８）。

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