探山訪谷[Tanzan Report]
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 No.1025【雪の大原】
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雪を纏う金毘羅山・翆黛山(戸寺町から)
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薄日が射すと比良山系が浮かび上がった
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左=江文神社参道  右=金毘羅山への登路
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金毘羅大権現への参道
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比叡山(遠景中央)
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大原の盆地を見下ろす(遠景は小野山の山稜)
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京都市街方面(金毘羅大権現から)
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金毘羅山の山頂
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 寒波に見舞われた翌日。「京都再発見」で大原の金毘羅山へ出かけた。江文山をテーマにあちこち歩く予定だったが、足場が悪く異なる参道を周回するだけで終わる。それでも、各所で大原の雪景色を見ることができて喜んでいただけた。
 集合場所の戸寺では雪雲が流れてきて、冬らしい光景に包まれる。江文神社の説明をしながら、大蛇〔「乙(おつう)」〕の伝説や「大原雑魚寝」のことにも触れる。馬場へ向かう途中に「西之村霊神之碑」があり、大蛇の胴を埋めたとされる場所である。今も供養がつづけられているらしい。頭は「乙が森」に、尾は「花尻の森」にそれぞれ埋葬したと説明板にあった。
 江文神社本殿から細流を横切って参道の石段を登り、琴平新宮社から金毘羅大権現まで行って昼食の休憩にする。ときおり雪雲に包まれて周囲が閉ざされた。雪のついた岩尾根を慎重に進んで金毘羅山のピークへ達する。
 参加者にとって、翆黛山への急斜面は厳しいと思われたので、登ってきた参道から江文峠に出て戸寺へ戻った。南面で標高が下がると歩きやすい道になり、なんとか予定時間内に終えることができた。解散後に「花尻の森」まで歩き御旅所を訪ねる(2025.2.18)。
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左=「西之村霊神之碑」  右=群生するヤブツバキ(「花尻の森」)
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